てるねこ
ぶんくも
てるねこ
愛読書『ドゥ ダ ダンシン!』(槇村さとる先生著)を抱えた筆者てるねこは、バレエ界の新星たちの朗報にワクワクが止まらないのであった。
バルナ国際バレエコンクールは、世界3大バレエコンクールの一つだそうで、このコンクールで上位入賞を果たせば、バレリーナとしての道もグググンと太くなるってもんです。
そんな大会で入賞を果たした日本が誇るバレエ猛者は、この方がた!
- ジュニア部門
- 大森一樹さん(18)
- 井関エレナさん(16)
- 五島温大さん(18) - シニア部門
- 高森美結さん(19)
バレエの世界では、アジア人は欧米人に比べて身体的なメリットが少ないような気がしていたのは私だけ。
だって世界で活躍する日本人バレエダンサーがこんなにもいるんだものねっ!
4名とも10代のピチピチっ子。その若さでバレエに心血注ぎ、親元離れ一人で戦っているなんて、アラフォーのオバハンももっと頑張らねばっ!と勝手に勇気をもらっています。
中でも16歳の若者の活躍は嬉しいもんですね。即座に親戚のおばちゃん化してしまいます。
ということで今回は、16歳の若きバレエダンサー・井関エレナさんにロックオン!
目次
井関エレナの経歴プロフィール
- 名前:井関エレナ(いせきえれな)
- 生年月日:2002年生まれ
- 年齢:16歳(2018年7月現在)
あらま!
クリクリっとしたおメメがなんとも可愛らしいですね~
2018年7月現在16歳の井関エレナさんは、2歳からバレエを始めており、すでにバレエ歴は14年です。
2歳からバレエを始めることができるなんて、相当なお嬢ちゃま?
その理由は母親である井関典子さんがバレエスクールの代表講師を務めているから。
バレエスクールの代表講師というのは、一般的にはそのバレエスクールの経営者ということらしいので、お嬢ちゃまであり、かつ、バレエサラブレッドということになりますよねー。
母・井関典子さんについてはこの後詳しく書いています。
さて、目鼻立ちくっきりの愛らしい井関エレナさんについて気になる点をチェックしていきましょう。
井関エレナの身長と体重
わたくし個人的に、バレエダンサーの女性については、身長と体重が気になる性分です。
だって鯛子(漫画『ドゥ ダ ダンシン!』の主人公)が、少し大きめの身長で苦労したのよぉー(涙
ということで井関エレナさんの身長や体重について調べてみましたが、残念ながら正確な情報が見つかりませんでした。
井関エレナさんの動画やパ・ド・ドゥの画像を見る限りでは、150センチ~155センチくらいに見えます。
身長から推測すると体重は35キロ~40キロ前後かもしれません。
ちなみに、過去の国際バレエコンクールでは、出場者の平均身長と体重が公開されていたことがありました。
2005年のローザンヌコンクール参加女性ダンサーの平均身長は163.6cm、平均体重が47.8kg(平均BMIが17.8)だったそうです。
163センチで47キロかぁ~
無駄なお肉が一切ない、スリムで引き締まった体形ですよね。
てるねこ
井関エレナの出身地
現在、海外へ留学中の井関エレナさんは、日本在住時には神奈川県にある『RBSバレエカンパニー』に通っていました。
このバレエスクールは、母・井関典子さんが代表講師を務めるスクールですので、近隣に住んでいたことが予想できます。
井関エレナの留学先
2018年7月現在、井関エレナさんはドイツにあるベルリン国立バレエ学校に留学しています。
この学校はドイツで最大のバレエスクールであり、多くのプリンシパル(主役クラスのバレエダンサー)を輩出してきました。
2014年から在籍しているので、留学時の年齢は12歳!!
こんな若いうちから世界に飛び出したとは、恐るべき才能の持ち主でしょう。その才能を両親をはじめとする周囲の大人たちが信じたわけです。
井関エレナのコンクール成績
ドイツベルリン国立バレエ学校が公開している井関エレナさんのプロフィールにコンクール成績が掲載されていました。
紹介文をそのまま翻訳してお届けいたしましょう。
井関典子さんの指揮のもとRBSバレエ団で横浜市で2歳でバレエを始めました。世界中のいくつかの有名な国際バレエ教師や現代教師とクラスを受けました。エレーナは、日本や世界各地でいくつかの大会で授与されました。
- 日本グランプリ2014での第1位
- ユース・アメリカン・グランプリパリ2015で第1位
- リガ国際バレエコンクール2016で第1位
- ウィーンのヨーロッパバレエグランプリ2017で第1位
- ベルリンのタンゾリンプ2017で第1位
- ボリショイバレエアカデミーのバレエコース、ロシアのパームバレエスクール。
このお方…16歳にして、すでに世界で活躍しているバレエ猛者でございます。
1位しか掲載されていませんから、2位以下を含めるとプロフィールには入らないボリュームになると思われます。
井関エレナのパ・ド・ドゥのパートナー
前出の画像で仲良く並んでいるのは、パ・ド・ドゥのパートナー・ビクター ゴンカレス カイセータ(Victor Goncalves Caixeta)さんです。
年齢は19歳、出身はブラジル、井関エレナさんと同様に世界コンクールで入賞している期待の若手ダンサーです。
このお二人のペアは2017年にパ・ド・ドゥで1位を獲得していますので、それ以前から組んでいるのかもしれないですね。
井関エレナはハーフ?
明らかに日本時離れしているお顔立ち、足の長さの井関エレナさん。
お母様は井関典子さんという日本人のお名前ですが、もしかするとお父様が海外の方かも…?
調べてみましたが、残念ながら父親の情報は一切ございませんでした…。
この後に詳しく書きますが、母・井関典子さんは、ロシアでバレエダンサーとして活動していらしたようなので、そこで出会った方が井関エレナさんの父親なのかもしれませんね。
母・井関典子の経歴プロフィール
才能を開花させたバレエの申し子・井関エレナさんを育て上げた母・井関典子さんもまた、バレエダンサーでした。
現在はバレエスクールの代表講師として数々のバレエダンサーを育てています。
そんな井関典子さん、このようなバレエ経歴をお持ちでした。
1988年 | ロシア・バレエ・インスティテュート 高等科に入学(第一期生) |
1991年 | ロシア国立エカチェリンブルグ・オペラ・バレエ劇場 研修 |
1994年 | 同劇場バレエ団に入団 |
1996年 | ロシア・バレエ・インスティテュート プロフェッショナル科 所属。通訳としても働く |
1997年 | 新国立劇場バレエ団 レッスン通訳 |
1998年 | 長野オリンピック ロシア選手団付通訳 |
1999年 | 文化交流としてキルギス訪問 「パキータ」主役を踊る |
1999年 | マリー・エル共和国 国際フェスティバルにて「ラ・フィユ・マル・ガルデ」主役リーズを踊る |
1999年 | モスクワ国立子供音楽劇場バレエ団 入団。「青い鳥」主役 ミチル役を踊る |
2000年 | 「日本バレエの夕べ」ペルミにて「ラ・シルフィード」パ・ド・ドゥを踊る |
2001年 | 「日本バレエの夕べ」モスクワにて「海賊」パ・ド・ドゥを踊る |
2003年 | 「ロシア・バレエ・スクール」開校 |
2014年 | ペルミ国立舞踊カレッジ(ロシア国立ペルミバレエ学校)にて研修 |
ロシアをメインに活動していらしたんですね。
堪能なロシア語を駆使して通訳としての活動も多かったようです。
井関エレナさんをご出産されたのは2002年、翌年にはRBSバレエカンパニーを開校していますので、出産を機に本格的に指導者への道を進まれたようです。
井関典子さんは指導者としても素晴らしい結果を残しており、日本国内の『優秀指導者賞』の受賞は50回近くに上ります。
その類まれな指導能力こそが、世界で活躍するバレエダンサー・井関エレナさんを誕生させたわけですね!
【動画】井関エレナのバレエコンクール(Arabesque2018)
優雅で気品溢れる井関エレナさんのバレエを堪能しましょう!
しなやかで強い体幹、やわらかく強靭な筋肉を感じさせる踊りです。
幸せオーラが全開で、観るものを笑顔にさせる力がありますよね!
てるねこ
まとめ
バレエダンサーは、美しい芸術作品を作り上げるために血反吐を吐くほどの努力をしていると聞きます。
漫画『ドゥ ダ ダンシン!』(槇村さとる先生著)では、頂点を目指すバレエダンサーたちの弱肉強食・唯我独尊の世界観がリアルに描かれていて、バレエに関わったことがない私でもその世界を垣間見ることができました。
他人にも自分にも甘いわたくしからすると、バレエダンサーの皆さんは仙人です。
井関エレナさんも筆舌に尽くし難い、仙人レベルの努力をしているんでしょうね…。
『今後も世界を舞台に活躍する井関エレナさんを見守り隊』の隊員として応援し続けようと思います。
てるねこ
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