山崎敦義(TMB)が世界を変える!
カンブリアで放送された次世代の「紙」が話題になっています。
株式会社TMBの山崎敦義さんが世界に仕掛けます!
木も水も使わず、石灰石を使ってできるというのです。
鉱山から紙ができる事に驚きを隠せないです。更に、半永久的にリサイクル可能というのです。
森林伐採で温暖化が問題氏される中、木や水をほとんど使わないというのはヤバイですね。
注目されるべくして注目された「紙」をチェックしていきたいと思います。
石灰石が原材料!?
木や石油がよく使われるイメージのある紙ですね。
ペーパーレス化が進んでいるとは言え、まだまだ消費率は依然として高いです。
そこで、石灰石に目を付けたんです。
石灰石(80%)とポリエチレン(20%)を使います。
出典:http://prtimes.jp
日本の石灰石の自給率は100%!リサイクルもほぼ永久的に可能だというのです。
夢のような素材ですよね。これは日本の大きなセールスポイントとなりそうです。
発展途上国などでも、更なる活性化が見られそうですね。
世界的に不景気の流れが多いなかで、久しぶりに未来を感じるインパクトさえあります。
使用用途は?
驚きなのは、水の中でも文字が書ける事です。
考えてみれば、石灰石でできています。繊維がばらける事がないです。
画期的すぎますね。浴室でも使えます。外壁の壁紙にも使えます。
有用な部分しか見えてこないですね。実際の今後の構想のラインナップを紹介していきます。
- 食品・包装容器
- 包装資材
- 粘着ラベル
- POP広告
- 交通広告
- デジタル印刷
- 紙容壁紙
- 外壁
- オムツ
- マルチシートや肥料袋などの農業資材
- 絶縁体
- 本・カタログ
- 半導体基板
- 人工皮革
- シーツ
出典:http://prtimes.jp
紙からは想像できないラインナップもありますね。
世界の工業技術は私の知らない所で、確実に進歩しているみたいです。
全く関係ないですが、ドラえもんの進捗はどうなってますか?(笑)
リサイクルが永久にできるの?
具体的な方法は情報がありませんでした。
トップシークレットかもしれませんね。
ただ、半永久的にリサイクル可能と語っているくらいですから可能なんでしょう。
すこし気になるのは、メリットばかりが先行してデメリットがあまりない事です。
ここまで来るのに、かなりの研究費用と時間をかけたと思います。
ですが、何事にも裏にはデメリットがあると考えるのが妥当だと思うんです。
理想的な素材だけに、もっと普及していってほしいですね。
まとめ
未来を感じまくってしょうがないのは、私だけでしょうか?
新しいテクノロジーが世界を変える気がしてなりません(笑)
デメリットは無しでお願いします!でも、必ずでてくるとは思ってます・・・
それをどう乗り越えるか?が問題です。
ここまで来たんです。グローバルスタンダードにしていきましょう!
最期まで読んでいただきありがとうございました!
LIMEXのリサイクルが半永久的にできると主張していますが、コレは「LIMEXのみを集められる」という大前提が成立する事ですが、現実的ではありません。
LIMEXは実際にはプラスチック製品なので新素材でも何でもありませんが、他の純度の高いプラスチック製品と混ざると石灰石が邪魔をするためプラスチックのリサイクル工程に混ぜる事も嫌われます。
仮にLIMEXだけを集められたとしても印刷されたインキの色は消せないので色の着いた製品にしかならずコチラも現実的には価値があるものにはならないでしょう(世の中に必要ないものを作る事は出来る)。
当方はリサイクルに関わる者ですが、
このような物が出回ると非常に厄介で製紙業及びプラスチックリサイクル業でも警鐘を鳴らしています。
正しい知識を持って頂きたいと思います。
失礼致しました。